今回、筆者がDTMを始める時に、初めて使ったMIDIキーボード、AKM320を紹介していきます。
メリット、デメリットに分けて特徴を記載しています。
ぜひ最後まで見てみてください。

AKM320とは?
AKM320はMIDIキーボードといわれるものです。
MIDIキーボードは作曲ソフト(cubaseやlogicなど)に音を打ち込むためのコントローラーです。
コントローラーですので、AKM320自体に音源が搭載されているわけではなく、作曲ソフト内の音源を操作する、といったものです。
基本スペックは以下の通りです。
・鍵盤数:32鍵(F3- C6の音程に対応) ・寸法:幅450mm × 高さ30mm × 奥行き120mm ・接続:USB接続(ケーブル付属)、バスパワー駆動 ・ベロシティ対応 ・オクターブ、トランスポーズ(スイッチ) ・ピッチベンド、モジュレーション(ホイール) ・ボリュームコントロール(スライドタイプ) ・サスティーンスイッチ接続可能 ・Cubase LEダウンロードアクセスコード(DACカード)付属
メリット
機械音痴でも分かりやすいシンプルな作り
AKM320は他のMIDIキーボードと比べてみるとツマミの数が少なく、一目で覚えやすい作りになっています。
初めてMIDIキーボードを買い、失敗する例として、「買ってみたものの、分からない機能が多くて使いこなせない」というのが多い傾向にあると思います。
その点では、AKM320は初心者にとって使いやすい商品だと思います。
実際に私も使ってみましたが、すぐに操作に慣れました。
コンパクトで場所を取らない
片手で軽々持てて、重量もそんなにないのでスペースに困ることはまずないと思います。
また、繋ぐことのできるケーブルの数が最大2つしかないのでケーブルが絡まる心配のありません。
コスパが良い
Cubase LE付きのMIDIキーボードで1万円をきるとなるととても安いですよね!
「DTMをすぐ始めたいけどお金がない!」
「飽きるかもしれないけど、DTMを試しにやってみたい」
と軽い気持ちで手を出せるのが魅力です。
Cubase LEが無料でダウンロードできる
何と言っても、作曲ソフトで有名なCubaseが無料でついてくるのは、とても大きいと思います!
Cubase LEという下位のクラスですが、これからDTMを始める方にとっては十分満足できる機能が搭載されています。
よりクオリティの高いものを求める場合は、LEから上位のバージョンにアップグレードすることもできるので、まずLEから始めてみると良いと思いますよ!
AKM320を購入して、あとはパソコンを揃えれば(ヘッドフォンもあればなお良い)もう作曲できる準備完了です。
CubaseLEとCubaseAIについては下の記事にまとめているのでぜひご覧ください。
デメリット
録音時の激しい演奏には向かない
鍵盤が重く、弾いた感覚があまりないので、演奏用としては向かないと思います。
特にアップテンポな曲で、激しい動きをキーボードを演奏したいときは上手くいきませんでした。
また、鍵盤の幅が狭いのでピアノ経験者には少し違和感を感じるかもしれません。
打ち込むときのみ使用すると割り切った方が良いですね。
強弱がつけにくい
鍵盤を弾いて、最後まで押し込む時間が長いので、強弱をつけるのはちょっと難しかったです。
打ち込んだ後に、作曲ソフト内から強弱を変えることはできるので、そっちで変更するようにしてました。
まとめ
AKM320は、DTM経験者の方からすれば機能が少なく、物足りないと感じると思いますが、初心者からするとむしろそっちの方がありがたかったりします。
初心者にとって一番大事なのは、挫折せずに継続していくことだと私は思います。
覚えやすく、簡易的なものから徐々に慣れていきましょう。
はじめの一歩目を大切にしてDTMを楽しんでください♩